Low Level Lovers

ローレベルプログラミングと電子工作が好きなセキュリティエンジニアがほとんど関係のないことを書き留めるブログです

Logicool M750 マウスの接続先切替をプログラムから実行する

マウスを新調しました!

以前使っていたLogicoolのM705は本当に使いやすくていいマウスでしたが、8年4ヶ月も経てばラバーは擦り切れホイールの利きも悪くなり・・・。その前に使っていた同じLogicoolのMX518も7年持ったので、本当にロジクールの製品は長持ちします。今はボタン数の減ったM705m/SE-M705しか販売されていませんがおすすめの機種です。

M750を選んだ理由はマウス裏の切替ボタンで3台のマシンを切り替えながら使えること。マウスが机の上にいくつもある状況が改善するといいなと思って。M720のように表面ボタンだと不意に作動しそうで。

数日使ってみて思ったのは・・・

『マウスを裏向けて切替ボタン押すのだるい』

LogicoolのユーティリティソフトLogi Options+で他のボタンに切替ボタンの機能(EasySwitch)を割り当てようと思ったが、どうやらできないようだ。Flow機能を使えば自動で切り替わり複数のPC間をシームレスに移動できるので、わざわざ切替ボタンを押すこと自体がおそらく想定されていない。ただ、Flowにはコピー&ペースト機能もあり、セキュリティ屋としてはあまり使いたくない。

というわけで、切替ボタン相当の機能を実行するプログラムをPowerShellで作ってみた。なぜPowerShellかって? そりゃ好きなexeを置けない環境だってあるからだよ!!

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Windows 11標準のPowerShell 5.1を起動し、

PS> .\easyswitch.ps1 [番号0-2]

を実行すると指定した番号に切り替わる。当たり前だが切り替え先のマシンにも同じプログラムを導入しておかないと戻ってこられなくなるので注意。

このプログラムの実行を Logi Options+ で好きなボタンに割り当てたり、あるいはキーボードやショートカットから呼び出すようにすれば、どこからでも切り替えることができる。

仕組みはベンダ定義のコマンドをHID API経由でマウスに送信しているだけの単純なもの。Windows以外の環境でも動かしたい場合は"hidapitester"で検索してみてほしい。

ロジクールさん!Logi Options+で好きなボタンに切替ボタン割り当てられるようにして!

前の会社を下げるプレゼンをする人はすぐ逃亡する法則

今の会社がいかに素晴らしいかというキラキラした話と、以前の会社ですごくひどい目に遭いました(社名もバッチリ出して)みたいな苦労話をセットにしてプレゼンする人がたまにいます。人間、醜い話が大好きですからすごくウケます。ああ、あの会社そんなにブラックなんだなあと酒の肴にしてみたり。

そんな人の足跡を1年、2年と追うと、大きなプロジェクトを失敗させて、「○○のせいだ!クソが!」と暴言を吐いて退職していく。きっと次の会社でひどい目に遭いましたって話してるんだろうな・・・。なんだかこういう人が後を絶たない職場って、本当に素晴らしいのだろうか?

逆に、今までの各社での学びを話すジミな人は目立った活躍が無くても着実に成果を挙げていく。そんな人を重要なポストから外してどうするんだよ(-。-)y-゜゜゜

異業種へ転職するセキュリティエンジニアが増えてる?

セキュリティエンジニア界隈で『転職者が増えた』と聞くようになった。それだけならよくある話だが、なんと異業種を転職先に選ぶ人が多くなったという。異業種といっても以前はベンダーからユーザー企業の情シス部門へというストーリーだったが、最近は半導体や大規模農業といった成長分野へ行くケースが確認されている。私の周囲だけかもしれないが数が多すぎる。

セキュリティエンジニア不足と言われる昨今、貴重な経験者が異業種に流出したらまずいのでは?と思いがちだが、実際のところは他業種と同様に最低賃金長時間労働してくれる奴隷が不足しているだけである。業界のキャリアパスが業界の中にしかない、貴重な人材といわれるが裏を返せばニッチ、自動化されゆく運命、セキュリティは非機能要件だからとカネを出さない、そんなバス運転手みたいな未来のない業界に居続けていても仕方ない。

異業種へ行った人たちから聞いた転職理由は様々で何か一つの傾向としてまとめるのは難しそうだが、私はこの業界特有の『宗教』が最たる原因と思っている。

どこぞのトップガン様が「○○というスレットアクターが次は△△攻撃をする」みたいなことを話すの。すると洗脳済みの取り巻きが「おお!すげー!」と平伏する。冷静に「ソースは?」と聞くと「過去の知見に基づいて判断した」と言う。あまり突っ込むと「俺は82○○部隊出身だ」と脅してくるし、怖い怖い。

攻撃側の界隈で育った私からすれば、今売ってる攻撃サービスを調べれば裏取りできると思うわけだが、「そうしたことは良くないんだ!倫理が!コンプラガー!」みたいなことを返してくる。だったら、法執行機関に任せればいいだけである。その場合、調べて発表した法執行機関が「おお!すげー!」と称賛を得るのだけれども。

世界中のWindowsマシンを沈めて話題になったクラウドストライクは法執行機関と組んで犯人を追跡した話を報告書にまとめていたり、あるメディアはランサムウェアの関係者との対話を公開している。こうした一次情報でもないのに、過去の知見とやらだけで妄想を話すトップガン様が信じられているというのが実のところである。

キャリアパスの最終地点としてトップガンを目指せと言われても、ワイドショーのコメンテーターにはなりたくないな、と思っちゃったりしたんじゃないだろうか。

まぁ、なんにせよサイバーセキュリティ業界はそろそろ潮時かなと思う。これが今時点での率直な感想。